バリ島観光プラニング・ガイド

バリ島観光プラニング・ガイド

 

初めて行くバリへの旅行で事前に気になったこと

5月14日から22日までバリ島に観光に行ってきました。そのため先週はブログをお休みしてしまい申し訳ありません。(ゴールデン・ウィーク明けなので、日本人旅行客はまばらでした。ウブドで泊まった小さなホテルは、ゴールデン・ウィーク滞在客の半数は日本人だったそうです。)

今日は、観光内容の報告も後ろの方に含めますが、これから個人旅行でバリ島を訪問しようと考えている方々のご参考として、バリ島全くの初心者の私がどのように計画を立てたかをご紹介します。実は奥さんは3度目なのですが、何も覚えていないと当てになりません。(もちろん経験者には釈迦に説法なので、読み飛ばし下さい。)

まず第一の制約条件は、今回はJALのマイレージを使ったのでジャカルタ空港経由となることでした。

往きのJL725便はジャカルタ到着が16;35です。その後、乗り換えに常識的に2時間かかるとし、ジャカルタからデンパサール空港への飛行が2時間、ジャカルタとバリの時差が1時間を考えると、バリ島到着は最速で21:35となり、かなり夜更けとなります。

ここから最初に考えるべきは、ジャカルタ空港での乗り換えリスクの最小化と、ホテルの地理的位置です。

ジャカルタ空港での乗り換えってどうなってるの?

乗り換えについては、LCCを使うとJALの到着ターミナルと違うターミナルに行かなければならないので、国際線の隣にゲートがあるガルーダに決め、不慣れな空港なので乗り換えに3時間の余裕をとりました。

(帰りのフライトも、ガルーダはよく遅れると聞いていたので、かなりの余裕をとりました。時間をつぶすのに苦労しましたが、実際に30分遅れたので、この対策は正解だったと思います。)

また、万一JALが遅れたときにガルーダのフライトの変更リクエストに強気で臨めるように、ガルーダのチケットは安いのは避けました。

このようにいろいろと注意して臨んだのですが、実際に到着してみるとマイナー・トラブルが1件ありました。

JALのホームページにガルーダへの乗り換えの特別ルートがあると書いてありました。JAL国際線 – スカルノ・ハッタ国際空港 (空港情報) ところが、荷物をピックアップして移動しようとしたら、その案内に書かれている方向への通路がありません。仕方なく皆さんが進む出口を通ると外に出てしまい、一瞬焦りました。

ちょうどJALの乗務員が通りかかったので聞いてみたのですが、彼らはガルーダへのトランスファーはしたことは無いようで、よくわからないようでした。

彼らが通りかかった空港関係者に聞いてくれているのを横で聞いていると、英語で外に出れば2階にいくリフトがあると聞こえてきました。「なあーんだ、普通の空港と同じなんだ」とわかり、無事ガルーダのカウンターに到着となりました。

(実際には、JALの人が今出てきたバッゲージ・クレームのところに戻って係員をつかまえてくれました。彼らの名誉のために言っておきますが、彼らはとても親切です。)

デンパサール空港に夜着いたら、どこに泊まってそのホテルまでどうやって行く?

次は、デンパサール空港到着後です。

予約したフライトの到着時刻は22:25なので、これはもうホテルからの迎えを頼むしかありません。(私は外国でタクシーに乗るのが大嫌いなのです。それくらいならレンタカーを自分で運転したい口です。)

とすると、空港から遠いところ(山の方のウブド等)にその日に行くことは避けた方が良いでしょう。

ということで、空港から北の方に30分程行ったスミニャックの海辺のホテルで(送迎サービスがありそうな)少し高級なところをTrip Advisorで探し、Expediaで予約しました。

(最近は個人旅行でのホテル探索ではいつも Trip Advisor を使っていますが、非常に役に立ちます。昨年タスマニアに行った帰りのシドニーのホテルを探したら、どれも値段が高くて気に入りませんでした。Trip Advisorの口コミを注意深く読んでいったら メリトン サービス アパートメンツ キャンプベル ストリート -シドニー 口コミが見つかりました。アパートなので、ラウンジやバー等余計なものが付いていない分価格が安く、部屋は広々としていて、洗濯機や乾燥機もあったので、とても満足しました。)

スミニャックを選んだのは、最近開発された地域で落ち着いた高級ホテルが多い地域のようだからです。

より空港に近く昔から開けているクタのあたりは、爆破事件もあったように、バリ島には珍しく多少治安に問題があるようです。アドベンシャーを求める若い人にはいいのかもしれませんが、我々世代には落ち着かない感じです。(実際に後で通りかかったのですが、ごちゃごちゃしていて馴染めませんでした。現地の人もクタはバリではないという評価でした。)

予約後にホテルにメールを出し、Airport Transferを依頼しました。先方はExpedia経由の予約客であることを認識している旨Confirmしてくれ、フライトの到着時刻を聞いてきたので、一件落着です。(料金はUS$35でした。そのときは何とも思わなかったのですが、バリに着いてからの感覚では馬鹿高いです。)

出迎えについては、空港で良くあるように名前を掲げて待っていられるとその名前をコピーされるリスクがあるので、それは避けてくれと頼みました。

メールのやり取りの結果、最終的な確認プロトコルは、次のようにしました。

彼らはホテルのロゴを掲げて待っており、私がそれを認識して近づき誰を待っているかを尋ね、彼らが私の名前を告げる、そして最後にこちらが確かに彼らの待ち人であることを示すために、私が家内のファースト・ネームを伝える、という手順です。

実際に到着してみると、ばりっとしたホテルの制服を着て一見して周囲と雰囲気の異なる人が待っていました。この時改めて思ったのは、ロゴの威力です。ロゴは一瞬で認識できますし、簡単には真似できません。周囲に同じものを持っている人が2人いたらすぐに異常を検知できます。ロゴは大事にすべきですね。

車に案内されると、出迎えの人と運転手は別でしたが、こちらも制服を着ておりきちんと当方の名前を確認してきました。冷たい水とおしぼりが用意されていて、その後は極めて快適にホテルに案内されました。

世界遺産を効率よく見て回るには?

さて、次はバリ島内の観光をどうするかです。ホテルは海辺のスミニャックに4泊、山の方のウブドに3泊既に予約済みで、その間の移動や帰りの空港への足も確保する必要があります

たまたまビジネススクールの今年の卒業生で私が修論の主査をした人が、以前にジャカルタに赴任していました。彼に相談すると、ガイド付きの車をチャーターするのが一番良いと勧められました。

それを聞いたときに「そんな贅沢な!」と思ったのですが、人件費の差が大きいのですね。調べてみると、一日中チャーターしてもガソリン代込みで1万円かかりません。

それならと、ネットで評判が良さそうで比較的手広くやっていそうな大好きBALI!スカスカ・バリにメールを出しました。(スカスカは経営者である日本人女性の旦那さんの名前のようです。)

メールでお願いしたのは、次の点です。

  1.  16日(金)の午後から適当に観光をした後、ウルワツ寺院を見学しケチャを見た後食事をしてホテルに戻りたい。 
  2. 18日(日)にスミニャックからウブドにホテルを移す際に観光をしたい。見たいところは、ジャティルウィの棚田、ウルン・ダヌ・ウラタン寺院、バトゥール湖近辺、ティルタ・ウンプル寺院、等。(要するに世界遺産を片っ端から回りたいという、極めてミーハーなリクエスト。)
  3. 21日(水)にウブドから空港まで移動する間に、残ったところを適当に観光したい。フライトは16:15発のGA0439 
  4. 以上のような感じで、お勧めのコース、料金等のご案内を頂きたい。余りハードなスケジュールではなく、昼食等は景色の良いところでのんびりと摂りたい。

返事の結果、「大好きBali!」に決めました。理由は、「大好きBali!」の方は細かいスケジュールの提案があったのに対し、「スカスカ・バリ」の返答が大雑把だったからです。

実際に会ったことが無いので、本当はどちらが優れているのか分かりません。それなのに相手の最初の対応ですぐ決断してしまう自分の行動を見て、”すべての” 顧客接点でのサービスの重要性を再認識した次第です。

その後のやりとりで、2のリクエスト場所を1日で回るのは無理だと教えられ、ウブドの西側コースを18日に回り、21日に東側を回ってから空港に移動することにしました。

ここで一点注意点があります。出発間際になって18日の日程に後述のスバック博物館を入れてもらうように頼んだのですが、示されたスケジュールが非常に変でした。

全体の行程はスミニャックからずっと北の方まで進み、その後半分程南下してウブドに帰ります。博物館はウブドより南なので、最初に訪問するのが順当なのに、一旦北上した後、最後に博物館まで南下し再びウブドまで北上する行程になっていました。

そのことを指摘すると、ガイドに確認したら私の言う通りだとの返事が来ました。どうも担当者(日本人女性)は方向音痴のようなので、要注意です。

もう一点、実際にやってみて学んだのは、1の夕食はやめた方が良いということです。ガイドが案内してくれる店は大したことが無く、たとえ遅い時間になっても街に戻ってホテルのコンシェルジェに相談しながら自分でお店を選んだ方が、はるかに(安くて)美味しいものが食べられます。

最終的な観光結果は? ー とても楽しかったです!

以上のプラニングの結果、最終的に以下のような日程(?)で観光を楽しむとともにリラックスした時を過ごしました。(ホテルの朝食がボリュームたっぷりなので、移動日以外はすべて昼食はパスしました。)

15日(木): 遅い朝食(ホテル代に込み) → スミニャックの街をぶらぶら → 15時ホテルでアフタヌーン・ティー(ホテル代に込み) → 19時からエレガントなバリ料理の夕食 Bambu Restaurant, Bali 【トリップアドバイザー】(ビール3本込みで2人で7000円程度。ホテルから歩いて10分。観光客が数多く、皆さん短パン・サンダル履きでぶらぶら歩いていて、治安の問題は全く感じられない。バリの道は田んぼのあぜ道を拡大したようなものが多く、歩道が狭く歩きにくいことが唯一の難点)

16日(金): 遅い朝食 → 街で連れのお土産の小物の買物の付き合い → 13時過ぎ、ホテルのプールサイドのバーで一杯 → 16時ホテル出発 → ウルワツ寺院 → 18:00-19:00 寺院境内のケチャダンス → 街に大分戻った海辺でシーフード・バーベキュー(1人あたり3000円くらいで気に入らない) → 22時ホテル着 (写真はケチャダンスの様子です。)

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17日(土): 遅い朝食 → 13時から SPA → 15時過ぎからプールサイド・バーで?杯 → 19時からオープンキッチンのインターナショナル料理で夕食 Urchin Bali 【トリップアドバイザー】(ホテルから歩いて3分。後で調べたらTrip Advisor でスミニャックでの人気1位。ただし、ワインも頼んだので値段もそれなりで日本と大差無し。でも大満足)

18日(日): 9時チェクアウト → スバック博物館 (スバック – Wikipedia を参照)→ ジャワルティ棚田(昼食) → バリ植物園(バリ島のパワースポット)→ ウルン・ダヌ・プラタン寺院 → タマン・アユン寺院 → ウブド芸術家村 → 17時半ホテル到着 → ホテル内レストランで夕食 Swept Away at The Samaya 【トリップアドバイザー】(ガイドブックでウブドエリアの絶景ダイニングとしてお勧めになっている。値段もそれなり。雰囲気は非常に良い)

写真は、ジャワルティの棚田です。かなりの迫力ですが、全景を映すと棚田の詳細がよくわからず、望遠にすると全体の広がりが分かりません。肉眼で見られることをお勧めします。

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19日(月): 遅い朝食 → ホテルのヴィラの中でごろごろ(連れはNHKの日本語放送を見ながら、うつらうつら。何しにきたのかと問うと、これをしに来たと返答) → 15時レストランでアフタヌーン・ティー → 16時ホテルのシャトルで30分離れているウブド中心部へ移動 → 王宮でのレゴンダンスのチケット購入(観光案内所が改築中だったのでその辺の立ち売りから買ったが、ホテルの人に聞いてもそれで問題ないとのこと。1人800円程度)→ 買物(バティックの小物、石けん等。当方は見ているだけ)→ 早めの夕食 Bollero Restaurant 【トリップアドバイザー】(ビール大ビン1本だけだったので、2人で1500円程度。夜は混んでいるのでしょうが18時に入ったので一番乗り)→ 19時に王宮へ(立ち売りのおじさんが19時までに入れと言っていたが既に良い席は殆ど埋まっていた。外人もこういうことは速い!) → 19:30-21:00 レゴンダンス鑑賞 ウブドでバリ舞踊鑑賞・Sadha Budaya(サダブダヤ)のレゴンダンス(実際のプログラムはWebのとは異なっていましたが、歌舞伎や日本舞踊と同じで、すり足等の足の動きが重要だということが分かり、非常におもしろかったです。飛び跳ねる西洋の踊りとの文化圏の境界がどこにあるのか知りたくなってきました) → シャトル(時間を決めて王宮で待ち合わせ)でホテルに帰還

20日(月): 遅い朝食 → ヴィラでゴロゴロ → 15時部屋でアフタヌーンティー(頼めば何でもヴィラまで運んでくれる)→ 奥さんが2時間のSPAの間は暇なので、16時から1時間のホテルのトレッキングツアーに参加(ホテル近辺の田園を見て回り民家の中に入り込み豚を飼っている様子等を見学。田んぼの緑と空の青さのコントラストがとてもきれい) → 19時から街で典型的なバリの内装の店でバリ料理の夕食 Cafe Wayan & Bakery 【トリップアドバイザー】(暗くてメニューが良く読めないのでろうそくの明かりをもう一つ持ってきてもらったが結局断念、お勧めを食べる。前夜のレストランも非常に暗くあきらめてセット・メニューを頼んだので、今後は懐中電灯を持参することに決める。ビールを1本ずつでワインを頼んでも1人4000円くらい。味は、非常に日本人の口に合う。ただし奥さんが辛いのがダメなので、その旨伝えると、辛みは脇に付けておくとのこと。日本人慣れしている)→ シャトルを電話で呼んで待つ間、またしても連れは買物(瞬時に蛇革の小物入れ3個) → 22時ホテルに帰還

21日(火): 8:30 チェックアウト (この日はバリの祭日ガルンガン バリ島カレンダー | バリ島旅行.com とのことで、ガイドのテジャさんが民族衣装で現れる、また街中の至る所にペンジュール http://www.suka2-bali.com/suka2-tour/ivent/galungan.html が飾られている)→ テガランの棚田(今日訪れる寺院は服装に厳しいとのことで、ここで民族衣装を上からまとわされる。暑くて歩きにくいが、これもおもしろい) → ウルン・ダヌ・パトゥール寺院(お祭りで非常な渋滞なので、車を運転手に任せて途中から歩く。帰りの方向転換にもひと騒動。現地の人に手伝ってもらって脱出。顔の利くガイド付きでないととて移動は無理) → キンタマーニの絶景、パトゥール湖を見晴台から見る → ジャコウネコの糞からとったコーヒーコピ・ルアク – Wikipedia を楽しむ → お祭りのためレストランが開いていないので道端のローカル料理を食べる(非常においいしい。2人で確か300円) → バティックの生産工場の併設店舗でテーブル・クロス購入 → 14;15空港着(大好きBali!のスケジュールだが、結果的に30分以上早すぎて空港で時間を持て余す)

写真は有名なティルタ・エンプル寺院の聖なる泉での沐浴風景です。(この直前まで大勢の人が沐浴していましたが何故か急に人が減っています。手前にいるのは、たまたまその場にいたガイドのテジャさんの友人の警察官だそうです。相撲の四股の格好をしておどけてくれました。)

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以上ですが、これからバリ島の観光を計画されている方のご参考になれば幸いです。

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